TMI

修論発表会と最後の長期休み

【修士論文発表会】 2月16日に、修論の発表会がありました。1年間かけて取り組んできた修士論文を、たった20分の発表に収めるのは中々大変でした。発表自体は研究室の同期と何度も練習し合った甲斐もあって、リハーサル通り順調に終えることができました。そ…

修論執筆修了

【修士論文】 明日最終提出の修士論文ですが、今さっきようやく執筆作業が終わりました!あとは2月16日にせまった最終発表会に向けて準備を頑張るのみです。ちなみに枚数が多ければ良い論文ってものでは全くないですが(むしろ冗長だと批判されがち)、全部…

ケインズの描いた経済学者の理想像

「彼はある程度まで、数学者で、歴史家で、政治家で、哲学者でなければならない。彼は記号も分かるし、言葉も話さなければならない。彼は普遍的な見地から特殊を考察し、抽象と具体とを同じ思考の動きの中で取り扱わなければならない。彼は未来の目的のため…

研究の新規性

最近は研究に一日のほとんどを費やす日々を送っています。毎週の研究会で厳しく突っ込まれることを繰り返しながら、アカデミックな世界で生きていく厳しさをひしひしと感じています。将来、経産省でキャリアを積んでから、再度アカデミックな道に戻るのもア…

東京大学の俯瞰経営学

東大の技術経営戦略学(TMI)の元教授、現イノベーション政策研究センターのセンター長、松島先生の著書。TMIの僕らの代(TMI3期生)の俯瞰経営学の授業の内容をまとめたものです。この本を読んで俯瞰経営学という授業は、僕ら学生にとって最も成長を実感で…

海外研修2009その3

TMI

(4)起業家・吉川欣也さんのお話吉川さんは法政大学法学部を卒業後、日本インベストメント・ファイナンス社というベンチャーキャピタルなどを経て、27歳でネットワーク構築のコンサルティング等を行うデジタル・マジック・ラボ社を、32歳でルーターのソフトウ…

海外研修2009その2

TMI

(3)石井正純さん訪問石井さんは、東大工学部計数工学科、日本IBM、スタンフォードMBA、マッキンゼー、シリコンバレーで起業という経歴を持つ方です。現在もシリコンバレーで二つの会社を経営しながら、Xerox Parcというシリコンバレーの独立研究所のアドバイ…

海外研修2009その1

TMI

昨年に引き続き、今年も9月23日から9月27日まで、アメリカ・サンフランシスコに研修旅行に行ってきました!(昨年の研修旅行:http://d.hatena.ne.jp/fukudakitchou/20081012/1223770755) 今年はTAとしてM1の学生の引率という形で随行したのですが、僕自身…

フラット化する世界で求められる人材

TMI

日本IBMの元副社長の丸山さんの「技術・製品開発マネジメント」の授業では、俯瞰的な視点から「今後世界で活躍するために求められる人材の資質とは何か?」という興味深いテーマを扱っています。丸山さんはとても温和で人柄の良さが滲み出てくるような人で、…

科学技術政策・産業政策

TMI

経済産業省出身の坂田一郎先生の授業。 ●イノベーション関連の学術論文で最も数の多い分野はヘルスケア(health care)と環境(environment)である。ヘルスケアは特にアメリカで重点的にイノベーション政策が取られており、逆に日本は環境分野の技術開発に…

イノベーション・マネジメント第一回

TMI

東大生産技術研究所の野城智也先生の授業。 ・イノベーション(innovation)は和訳すると技術革新(新技術開発)と訳されがちだが、新技術や新製品の開発に限らない。すなわち、新制度、新市場、新ビジネスモデル、新組織の開拓などの広い範囲を対象とする。…

プログラム・プロジェクトマネジメント第一回

TMI

TMIの授業内容を忘れないためにも、授業の簡単な要約、受けた感想等をできるだけ書いていきたいと思う。 プログラム・プロジェクトマネジメントは、日本IBM専務の冨永章先生の授業。 ・プロジェクトの定義 (1)目標があること、(2)期限と資源の制約があ…