修論発表会と最後の長期休み

修士論文発表会】
2月16日に、修論の発表会がありました。1年間かけて取り組んできた修士論文を、たった20分の発表に収めるのは中々大変でした。発表自体は研究室の同期と何度も練習し合った甲斐もあって、リハーサル通り順調に終えることができました。その後の質疑応答では、予想外の質問に上手く答えられず、相変わらずアドリブが利かないなぁと少し凹みました。ただ、副査の教授からは「よく頑張った!経産省に行ってからも頑張ってください」と励ましの言葉を頂き、今までやってきたことが報われたなぁと心が楽になりました。(副査の教授は経産省出身)
教授や研究室の同期の力を借りながら、研究のテーマをゼロから選ぶところから始まり、ゲーム理論を勉強してモデルを作り、実験経済学の手法に基づいて実際に被験者実験をやって、実社会に対してそれなりに意味のある結論を導いて、最終的に何とか論文という形でアウトプットすることができたことは、自分にとっては大きな自信になりました。もちろん、博士課程の学生や教授たちの業績と比べたらものすごくちっぽけなことだと思うのですが、自分の中では一つ壁を越えられたような気がしています。



修士論文のスライド


【上海旅行】
2月17日〜22日まで、研究室の同期+αの7人で上海旅行に行ってきました!研究室の同期に中国人留学生がいて、彼が5泊6日の旅行プランを綿密に練ってくれたおかげで、密度の濃い日々を過ごすことができました。具体的には、上海万博のプレ展示場や復旦大学復旦大学発のベンチャー企業、森ビルの上海金融環球中心、人民広場、新天地という娯楽施設などを回りました。料理も美味しかったです!僕はこってりした中華料理が小さい時から大好きなので、6日間食事に関しては大満足でした。

この旅を通じて、反日反中感情は一部で根強く残っているのかもしれないけど、少なくとも僕らのような若い世代は、お互いの文化・歴史に強い関心を持っていて、反日・反中どころかすぐに親密になれるんだと確信しました。少なくとも僕が今回の旅で紹介してもらった上海市役所の官僚の方や復旦大学ベンチャーの社員さんたち、大学院で接している中国人留学生、海外の学生会議で出会った中国人に関して言えば、相手が日本人だからということで嫌悪感を抱かれることは全くありませんでした。


何より、このメンバーで行けて最高に楽しかったです。やっぱり、旅行は一緒に行くメンバーによって楽しさが全く違うなぁと改めて痛感しました。たまたま今回一緒に行ったメンバーは僕以外の5人はみんな外資系のコンサルに行くのですが(ものすごく偏ってる!笑)、この貴重なつながりは大事にして、社会人になってからも関係を保っていきたいなと思います☆

人民広場にて。研究室の同期と上海市役所の役人である庄さんと


研究室の中国人留学生のお宅にて。彼のご両親と


復旦大学ベンチャーFusion Techのマルチタッチパネルの前で。Fusion Techの社員さんたちと