モチベーションについて

昨日は母校の海城高校のバスケ部の練習にOBとして参加してきた。というのも、今週の土曜日は品川区大会のベスト4決めの試合だというのに、最近は卒論やら旅行の計画やらで、バスケへのモチベーションが下がっていたからだった。この間のベスト8決めの試合では、先輩達が皆調子がよく危うげもなくダブルスコアで勝利できたのだが、僕自身は体が思うように動かず、僕の役割であるリバウンドやゴール下のプレイでチームにあまり貢献できなかった。
毎度毎度、高校生たちの真剣な練習態度、無心にバスケに打ち込んでいる姿に触れると、自分もかつてのひたむきさや、心の透明さみたいなものを取り戻すことができる。僕はほぼ毎年高校のバスケ部の夏合宿にOBとして参加しているのだけれど、合宿中高校生が極限まで追い込まれながらも精神的に折れずに前向きにプレーしている姿を見ていると、バスケに対するモチベーションが高まるだけでなく、おおげさな言い方だが、人生に対しての意欲や気力が充電されたような気分になる。
おそらく、あらゆることに対するモチベーションが下がっているときは、何かを真剣に、ひたむきに取り組んでいる人と話したり、一緒に行動したりすることが最も効果的な気がする。勉強へのモチベーションが低くなったときには勉強に熱心な友達や先輩と話をする、卒論のモチベーションが下がった時は卒論に意欲的に前向きに取り組んでいる人と話をする、というように。逆に人生を半ばあきらめている人や無気力な人と話すと、自分までもがエネルギーを奪われてどんよりとした気分になることがある。
自分自身、僕のモチベーションを高めてくれた昨日の高校生のように、常にひたむきに何かに取り組み、周囲にポジティブな影響を与えられるような人であり続けたいなぁと思った。