最近の徒然4

陰日向に咲く
劇団ひとりの原作を元にした映画「陰日向に咲く」を見てきた。正直全く期待していなかったけど、最近見た映画の中では「Always続・3丁目の夕日」に次ぐくらい面白かった★
借金地獄に陥るさえない青年、母の初恋の人を捜し求める娘、秋葉原のアイドルを追いかけるオタク、ホラ吹きのホームレス…それぞれ人生に不器用な登場人物たちが、実は不思議な一本の線でつながっている、っていう展開。恥ずかしながら途中から涙が止まらなくて、これが処女作だなんて、劇団ひとりは天才なんじゃないかと本気で思った。


【卒論】
「論文を書くことは、自分の能力を磨くのに必要な全ての活動を含む。」
これは都市工の先輩の修士論文に書いてあったことで、僕も同感。
論文を書くことは、(1)本や論文を読むことで思考を豊かにする(インプット)、(2)人と話し議論をすることで思考を柔軟にする、(3)文章を書くことで思考を確かなものにする(アウトプット)、の三つの作業がバランスよく、高次元で求められる。しかもこれらを誰に強制されるでもなく自分で計画を立て、自分を律しながら順序良くこなしていく必要がある。まあ僕は偉そうに言えるほどこれらの作業を高い水準で達成できていないが、しっかりとした目的意識を持ちながら卒業論文修士論文に取り組むことは、自分のためにも大きくプラスになるのだと思う。大学院に行ったら、研究テーマこそ違えど、モチベーションを高く持って研究に取り組んで、思考を深めていきたい。


環境政策論】
環境省地球温暖化をはじめとする環境問題の国際交渉を行っている女性事務官の集中講義。社会に与えるインパクトが大きい、幅広い視野と知識が求められる、国の意思決定に直接関わることができる、民間企業のように収益にとらわれることがない、といった点で、やっぱり国家公務員は魅力的だと改めて感じた。僕は民間企業に就職する可能性の方が現時点では高いけど、国家公務員を受験する可能性も視野にいれつつ、教養の勉強などを空いた時間にちょっとずつしていこうかなぁと思った。


【Student Summit for Sustainability】
5月12日〜16日までカナダのUniversity of Reginaで行われる国際学生会議に参加できることになりました!世界各国からSustainabilityっていうキーワードの下に集まった学生が討議をするもので、東大からは大学院生を中心に8人の枠がある。自分の知見を広めるために、また一度こうした国際的な学生会議に参加してみたかったこともあって、密かに応募していたのですが、行けることになってホント嬉しい。
いずれにせよ、話すべき内容がなければ話にならないので、Sustainabilityや都市に関する書籍を読んで自分の意見をまとめること、そして英語をひたすらブラッシュアップすること、の二つを意識してやっていきたい。
http://www.s3regina.org/