キャリアについて考えた

最近将来のキャリアについて色々と考えることが多いです。
キャリアについて考える上で、高橋俊介さんの「スローキャリア」って本と、波頭亮さんの「プロフェッショナル原論」って本を読んでいます。(2人ともたまたまマッキンゼー出身。。)
2冊とも読んだら、近いうちに書評も書きたいと思っています★


以下つらつらと書くことは、社会人の方から見たら甘ちゃんで考えも浅いと思うし、文章も全くまとまりがないけれど、今の自分の頭の中を整理するためにも書いておきたいと思います。。


僕自身は自分のキャリアを考える上では、良くも悪くも父親の影響が大きい気がします。
父はいわゆる大企業の管理職で、部下からの信頼も厚く仕事をしっかりと真面目にやり通し、一方では家庭も大事にする人で、本当に尊敬しています。
ただやっぱり、大企業にいる限り自分の好きな仕事ができているようには見えない。
主体性を持って自分の裁量で仕事をするというよりかは、時には会社の意向で自分の意思・信念とは異なる仕事もしないといけないのだと思う。
父の場合だと、得意な英語を生かして海外事業部に行きたかったけど、会社の意向で人事部に異動になったりしていました。


このことは正直、僕が7ヶ月間インターンをしている時も感じたことでした。
自分の信念とは違っていて、「こんな仕事やりたくない!」と思っても、組織の意向に沿って我慢しなくてはならないことが何度かありました。
インターンならば嫌な仕事ばかりやらされたら辞めてしまえばいいかもしれないけど、いざ社会人になって家庭を持ち養う人ができたら簡単に辞めるわけにはいかない。
父もきっとそういう大企業ならではの嫌な側面をたくさん経験してきたからこそ、僕には同じような人生を歩んでほしくないとしきりに言ってくるし、ユニークな人生を送ることを願ってもいる。
だから僕が周りに流されて就活をしているのもずっと反対していたし、大学院に行くか留学しろといっつも言っていました。


僕自身も父のことは尊敬できるけど、自分は同じようには生きたくないなぁと漠然と思ってきました。
だってどんな人生を歩むか大体想像がついてしまっているから。
だから僕は、自分の専門分野を確立していて、自分自身の裁量でやりたい仕事だけを引き受けるような、プロフェッショナルな生き方にずっと憧れていました。
高校生の時は医者になりたいなぁと思っていたし、今も大学教授や弁護士・弁理士もいいなぁと思うし、経営コンサルタントにも憧れがあります。
幸いなことに、僕は自分の意志と努力次第では、大学院から博士課程に進んで大学教授への道を歩むことも、徹底的にロジカルシンキングを鍛えて経営コンサルタントの道へ進むことも、今から国家試験の勉強を始めて弁理士になることも、可能な環境に置かれていると思う。(もちろんどの道も茨の道ではあるけれど。。)
でも僕の今の状況はというと、どの道に進む覚悟も持つことができず、ただサラリーマンには何となくなりたくないなと思っているだけで、毎日友達と遊んだり好きな本を読んだりしているだけ。


僕の友達には、高校生の時点で医者になるという志をはっきり持って勉強に励んでいる友達や、漫画家になるために毎日腕を磨いている友達や、インベストメントバンカーになるために努力している友達がいて、いつもいい刺激をもらっています☆
でも僕はモラトリアムの期間を延ばすために東大に入って、進振りでも授業の幅が広く視野が広がりそうな都市工学科を選び、大学院でも将来の進路が多様な技術経営戦略学に進学する、という何とも中途半端な状態です。


本当にまとまりのない文章になってしまったけど、無理やりまとめると、僕は父の影響からサラリーマンには何となくなりたくないなぁと思って、でも周りに流されて就活は経験してみて、それでもやっぱり何か違うなぁって思って、今はプロフェッショナルな生き方やユニークな生き方に漠然と憧れを持ってモラトリアム期間を延長している、といった状態にあるということ。
ただいつかは必ず社会に出て自分の進路を定める時期が来るのだから、今はどんな進路を選択するにしても必要な、論理的思考力・国語力・英語力といったものを鍛えておくのが良いかなぁと思っています。