謝恩会の会場下見

僕の所属する都市工学科では、毎年卒業式の日に謝恩会といってお世話になった教授・准教授・助教の方たちにお礼の気持ちを伝える会があります。
来年の3月25日に行う予定ですが、この時期から会場の予約に向けて動き出さないとすぐに埋まってしまうらしく、今日は会場の下見に行ってきました。
謝恩会では都市工バンドのライブ演奏や、映像を作成してスクリーンで流したりする予定で、限られた予算の中で充分な音響・映像設備を備えた会場を探すのに苦労しています。

こうして謝恩会一つにも高いクオリティを求めて全力で取り組んだり、学科の卒業アルバムを自主的に作成したり、都市工運動部と称する定期的なスポーツ会を開いたりする雰囲気がたまらなく好きです。
僕は謝恩会の代表になっていて(実質あまり働いていませんが…)、運動部も企画をしているので、何とかこれらの企画を通じて学科のつながりを強くしていけたらなぁと思っています。


僕が大学二年の進学振り分けの際に都市工を選んだのは、父親がデベロッパーの仕事をしていて面白そうだった、数学や物理をやる必要がない、といった程度の消極的な理由でした。
でも結果的にこの判断は正しかったと思うし、すごく充実した大学生活を送ってこれました。
青臭いセリフだけど、都市工に来て色んなタイプの個性的な友達と仲良くなれたことは本当に人生における財産だと思っています。
コンピューターに強い友人、デザインセンスに満ち溢れている友人、建築の知識が豊富な友人、音楽活動に勤しむ友人、写真の腕がプロ並みな友人、漫画が上手い友人…
今までこういった右脳タイプというか、芸術肌の友人がほとんどいなかった僕にとっては、彼らと話しているだけで脳に新しい刺激が与えられます。
高校までの友達は体育会系のスポーツマンタイプの友達に偏っているので。


おそらく僕が来年から進学する大学院は、外資コンサルや投資銀行に就職したい人や、ベンチャーを自分で興したいといった、実学志向の野心に満ち溢れた人がかなりの割合を占めると思います。
もちろん自分も経営や金融といった実学に興味があったからこそ専攻を変更したのですが、だからこそ都市工の芸術的で個性的な友達は大事にしたいし、今後もずっと付き合っていきたいなぁと思っています。

まあ長々と語ってしまいましたが、今僕がやるべきことは、卒論を書き上げることと、謝恩会や運動部を通じて学科のつながりを濃くすることかと。
とりあえず明後日の卒論会議に向けてほとんど作業できていない状態なので、明日は一日卒論のための研究に集中しようと思います☆