英語学習①TOEFL-ibtで110点以上を取りたい
突然ですが、TOEFL-ibtの点数を今年中に110点以上に上げたいという目標を最近掲げました。なぜこの目標を掲げたかというと、一つはアメリカの大学院に留学するという近い将来の目標のため、もう一つは、TOEFL-ibtの点数を高める努力そのものが、今後の国家公務員としてのキャリアの中で国際的なフィールドで仕事を進めていく上で必ず役立つ、行政官としての自分の付加価値を高めることになると信じているからです。TOEFL-ibtは100点前後から点数が中々上がらなくなると言いますが、僕自身もその例に漏れず、100点を超えたあたりから全く点数が上がらなくなりました。振り返ると、僕自身の英語力は、大学院1年生の冬(2009年1月頃)に一度ピークを迎え、その時期はTOEFL-ibtで102点を取っていました。TOEICでも975点を取ったのがこの時期でした。大学の英語関連の授業はいくつか取っていましたが、その中でも特に役立ったのは工学部のスペシャル・イングリッシュ・レッスンという理系向けのコースで、アゴス・ジャパン(TOEFL等の英語系資格試験のための予備校)の先生が、わざわざ大学まで出向いて各セクションの解法のエッセンスを教えてくれました。その後、社会人になってから何度か受けていますが、社会人1年目の冬(2011年1月頃)に一気に80点近くまで下がり、その後も80点台を連続して取っていました。危機意識を持って勉強し直したところ、昨年90点台まで持ち直し、最近(2013年1月)ようやく103点(R28L26S22W27)という大学院1年生の一番英語ができた時期と同じくらいの点数まで取り戻すことができました。社会人1年目、2年目の時は毎日終電又はタクシー帰りという日々が続いていたので、家に帰ってから勉強する時間もなく、土日も勉強する気が全く起きませんでした。そういう日々を漫然と送っていると、時間がたっぷりあって勉強だけに集中することができた大学院生の時と比べ、英語力はいとも簡単に落ちてしまうんだと痛感しました。
TOEFLで100点前後のレベルまで到達した後は、小手先の技術(WritingやSpeakingのテンプレートの暗記等)ではなく、良質な英語を大量に読む・聞くという訓練を地道にやっていくしかないのかなと思っています。外務省で大臣や幹部の通訳もしている人にその語学力の秘訣を聞いてみても、魔法のような方法はなく、やはり日々の学習の中でその語学の「質と量」をいかに確保するが極めて重要とのこと。僕自身は、社会人1年目、2年目と比べると楽になったものの、今も帰りが遅くなることが多く、中々まとまった勉強時間を確保することができない環境に置かれていますが、そうした環境下でも、何とかしてTOEFLの点数を100点から110点近くまで高める努力の過程を見せられたらと思います。
とりあえず、以下が今僕が取っている勉強法です。働きながら、いかに英語の「質と量」を保つトレーニングを積むかという観点から、自分なりに考えた方法です。他にオススメの勉強法があれば、教えてください。
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大学受験の頃、僕が一番飽きずに勉強ができ、かつ効果的だったと思う英単語集は「速読英単語」というZ会から出ている単語集でした。これは、文脈の中で単語を覚えるとうコンセプトの下作られた単語集で、歴史から心理学、科学に至るまであらゆるトピックの背景知識を得ながら語彙も増やすことができるという一石二鳥のアイテムでした。社会人になってからもそういう単語集はないかなと探していたところ、出会ったのがこの本でした。最近は、この本の読み上げCDを買って、各トピックをディクテーション、その後シャドウィングという勉強をしています。
TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)
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○Economist勉強会
毎週日曜日に、Ecnomist Study Group(Economist Study Group 〜若手ビジネスパーソンのための勉強会〜)という20代の若手を中心とした勉強会を開いています。毎週日曜日、Economistのリーダーのトップ記事と、各参加者が選んできたトピックについて、英語でディスカッションをします。参加者も官公庁から商社、金融、コンサルの人たちまで幅広く、それぞれ関心事項も異なるので、世界の政治経済のトピックを中心に自分の興味の幅を広げるのにも役立っていますし、英語で自分の考えを伝える訓練になっているとも思います。これについても、継続的に取り組んでいきたいと思います。(関心のある方は、是非ご連絡下さい。)