近況

【大学院の授業】
ようやく大学院の授業がほぼ終わりました。残るは丸山先生の「技術・製品開発マネジメント」と藤本先生の「経営戦略」のレポートを提出するのみです。
夏学期はとにかくグループワークやレポートが多くて大変だったけど、一番印象深いのはやっぱり「俯瞰経営学」の授業です。うちのチームは最初は好調だったけど、最後は低迷してしまい結局チーム得点は6チーム中3位で、個人得点も30人中12位でした。毎週木曜日のプレゼンテーションのために、火曜日と水曜日は終電まで作業して朝は始発に近い時間で大学に来る、という日々でした。4か月にわたる「俯瞰経営学」の授業で、僕は常に自分がどのような形でチームに貢献できるかを考えてきました。その中で僕は、優れたアイディアを出すことでチームを引っ張るよりも、他のメンバーが考えてきたことや作ってきたスライドを上手くまとめて、一つの発表として論理的に一貫性のあるプレゼンに仕上げることの方が自分には向いているのかなぁと思いました。
4か月も一緒にグループワークで多くの時間を過ごすと、メンバーそれぞれがどれだけチームに貢献する姿勢を持っているかは分かってしまいます。今回の「俯瞰経営学」でも、この人はガッツがあって最後までチームのために頑張ってくれる人なんだなとか、逆にこの人はいざって時に責任から逃れて仕事をしない人なんだなってのが分かってしまった気がします。もちろん僕自身も他のメンバーから評価されているとは思います。一旦下された評価は中々崩れないと思うので、僕も自分への戒めとして、常にチームへの貢献の意識を持って仕事をしていきたいと思いました。


【バスケ】
7月初旬から品川区の一部リーグの大会に参加しました。うちのチームは3年ぶりに品川区ベスト4に入ることができました。といっても僕自身は体力も落ちていて、シュートの精度も良くなく満足のいくものではありませんでした。9月には渋谷区大会と品川区大会がまた始まるので、今後は毎日筋トレをしたり定期的にバスケをして、もっとチームに貢献できるよう頑張りたいと思います。とりあえず、今年の夏は母校のバスケ部の合宿にOBとして参加する予定なので、後輩たちの練習に混ざりながら身体を鍛え直していきたいです。


【進路】
色々と進路について悩んだ末に、国家公務員一種試験を受けることにしました。経済職試験で受けようと考えています。今月末からLEC水道橋校に通い始めます。もちろん国一一本に絞るのはリスキーなので、民間企業との併願もしたいと思っています。
なぜ国家公務員かは色々と理由があります。表向きに言っていることとしては(もちろん本当にそう思っていますが)、自社の利益向上が目的になりがちな民間企業と比べて他者への貢献を意識した利他的な発想で仕事ができることと、今まで僕を育ててくれた日本が好きで感謝しているので、その日本の魅力・国際競争力を高める仕事がしたいことの二つが主な理由です。それとは別に、アカデミックな世界とつながりながら仕事ができることも挙げられます。本当はこの理由が最も大きいかも。国家の政策を立案するときには学問的吟味に堪えられるものを作らなくてはいけないはずです。僕は将来アカデミックな世界と実務の世界を行ったり来たりしながら仕事をしたいと思っているので、実務をこなしながら専門性を高め学問の世界に常に接していられる国家公務員という仕事は魅力的に映りました。また海外の大学院で修士号や博士号を取りに行かせてもらえるチャンスが一番大きいのも国家公務員の魅力だと思っています。実際に東大に官僚出身の学者・教授が多く在籍していることが、国家公務員の仕事を通じて学の世界にも入って活躍できる実力が培われる一つの証拠になっているのではないでしょうか。
というわけで冬学期は授業は基本的にはほとんど取らず、大学院の研究と国家公務員の勉強をメインに頑張っていきたいと思っています。