新居とかTOEFLとか


【新居】
4月6日からお台場にある東京国際交流館という寮に入居することになりました!http://www.tiec.jasso.go.jp/
この施設は都内の大学院生以上の学生しか入居できない寮で、外国人留学生が8割と、彼らの相談役になる日本人学生が2割入居しています。寮といっても外観や内装はデザイナーズマンションみたいな雰囲気で、外部の人の出入りも自由。
社会に出る前に一人暮らしを経験しておきたかったのと、日常的に英語を話す機会を作りたかったので、密かに1年前くらいから入ろうと決めていました。大西先生に推薦状を書いてもらって、志望動機や自己PRやらを書いて、面接を受けて…と意外と手間がかかったけど、何とか入居できることになってほっとしています。
今まで過保護に親に育てられてきたせいで自活能力が全くないので、外国人に囲まれた一人暮らしはやや不安だけど、2年間楽しく生活したいです☆


【TOEFL】
17日(日)はTOEFL-ibtの試験を受けてきました。去年の6月に初めて受けた時は慣れない環境とテスト形式に適応できず、スコアも65点と納得のいかないものでした。今回はTOEFL講座で対策をしたこともあり、前回よりは高得点が取れたと思います。
それにしてもつくづく、TOEFL-ibtはよく練られた良質なテストのように思う。例えばSPEAKINGのセクションでは、アカデミックな英文をReadingしそれに関するレクチャーをListeningした上で、それらの内容を30秒で整理し、60秒以内でSpeakingしなければならない。こうした複合的な問題に対処するには、英語の総合的な理解力や運用能力が重要なのはもちろん、アカデミックな話題についての幅広い教養も必要。特に僕は高校時代日本史や世界史を全く勉強していないので、テーマによっては急激に理解度が落ちる。例えば今回はメソポタミア文明エジプト文明についてのテーマなんかが出題されたが、背景知識がないので内容が頭に入ってこなかった。
今の自分に最も足りない、英語の運用能力と幅広い教養。この2つをブラッシュアップする上ではTOEFL-ibtは最適なテストだと思った。これからも頻繁にテストを受けて、高得点を目指していきたい。


【卒論発表会】
18日(月)と19日(火)は都市工学科の卒論発表会でした。皆の発表を聞いて感じることは色々とあったけど、最も痛感したのはいかに自分が勉強不足かってこと。僕は計画研や国際研が主に扱う、国の都市政策や土地利用計画のような都市計画のオーソドックスな話題には興味があるけれど、デザインや解析に関しては全くの無知である。学科の友人の発表はどれも面白かったけど、正直皆の研究内容を全て理解することはできなかった。一方で教授陣は皆、自分の研究室に関わるテーマだけでなくあらゆるテーマに精通していて、鋭い的確な質問をしてくる。例えば計画研の先生が都市デザインに造詣が深かったり、解析の先生が計画研の細かい法律や条例についての話題に鋭い指摘をしてきたりする。
あまり上手く言葉にできないけど、都市工学こそ、自分の研究テーマのみならずあらゆる学問分野について自分なりの見解を持ち、それを明瞭に言葉にして伝える能力が求められる学問なのかもしれない。そんなことにようやく卒論発表会の時に気づきました。あまり勉強してこなかった学部時代を少し後悔すると同時に、大学院では気持ちを切り替えて人一倍勉強に励みたいと思った。