TOEFL講座

今学期は火曜日と木曜日に二時間半ずつアゴスジャパンのTOEFL講座を受けている。
期待していた以上に講師の方の教え方・熱意が素晴らしく、またカリキュラムも体系的で質が高く、英語学習に対するモチベーションがかなり高くなってきた。
以下、「Writing」の講師のレックス蒲田さんが話してくれた内容で最も興味深かったもの。

TOEFLiBTにおける「Reading」「Listening」「Writing」「Speaking」の四つの技能のうち、アメリカ大学院の採点官は何を最も重視しているか?
これは「Writing」である。
「Writing」は英文を論理的にまとまりのある表現に組み立てる最も重要なアウトプットスキルであり、他の全ての技能に通じる最重要スキルである。
つまり英文を「書く」方法を学ぶことで英語特有の論理展開・構造を知ることができ、論理的にわかりやすい英語を「話す」ことが出来るし、アメリカ大学院の講義を「聞く」ことが出来るし、学術的な論文を「読む」こともできる。

僕は英語における最も重要で高度なスキルは「Speaking」だと思っていた。
なぜなら自分の意見をプレゼンテーションしたり、相手と討論をする技能こそ最も実践的で、アメリカの大学院では即必要となる技能だと思っていたからだ。
しかし英語特有のストラクチャーを「書く」方法を学ぶことが、他の「読む」「聞く」「話す」の全ての技能の土台になっていることを知った。

僕は大学受験では主に「Reading」を、大学入学後は主に「Listening」を勉強してきて、TOEICでは970点を取ることができたし、この二つに関してはそれなりに力がついてきたように思う。
ただ今まで体系的に英文を「書く」方法を学んでこなかったので、今学期のTOEFL講座を通じてしっかり鍛え、総合的な英語力を高めていきたい。