インターン振り返り

僕は三菱地所の街ブランド企画部というところで、今年の3月から9月下旬までインターンをしていた。
まあ実際はインターンというよりかはアルバイトに近かったような気もする。
けれど、社員の方には本当に良くしてもらったし、いい友達ともめぐり会えたし、何より残りの学生生活でやるべきことが自分なりにわかった。
詳しい業務内容は書けないけど、記憶が新しいうちにインターンを通じて気づいた自分の弱点について整理しておきたい。


自分の一番の弱点だと思ったのは、話の引き出しが少ないこと。


インターンを通じて色んなタイプの社会人、特に部署の仕事内容的に、起業家と話すことが多かった。
そういう人たちと初対面で意気投合して話が盛り上がるには、相手の関心に合わせて、相手が興味を持ちそうな話題を投げかけることが大事。
そのためにも普段から情報のアンテナを張って、あらゆることに精通していることが理想だと思われる。
例えば相手が環境ビジネスをしている起業家だったら排出権取引燃料電池やらの知識が必要だし、IT関連のビジネスをしている起業家だったらWEB2.0セカンドライフやらについての知識が必要だろう。
部署の先輩社員の方はあらゆることに関心を持っていてそれなりに詳しかったし、自分の意見をしっかり持っていて流石だなと思った。


何も話す相手は起業家だけに限られてはなく、例えば自分の部署の女性社員だったとしても、最近流行りのレストランだったりデートスポットだったり、そういう柔らかい話題も話せた方がいい。


普段僕は、多くの大学生がそうであるように、話す相手が大学の友達や高校の同級生だったりほぼ同年代の人に偏ってしまっている。
同年代の友達だったら大学の話や芸能人の話、スポーツの話、恋愛の話など話す話題に尽きることはない。
けれど、自分より年が離れている人だったり、自分とは全く異なるバックグラウンドを持つ人と様々な話題を共有して話を続かせることって思った以上に大変だってわかった。
特に30代のビジネスマンの人って、大学生が好きな芸能やスポーツの話、恋愛の話にはあんまり興味を示さないことが多かったりする。
政治・経済の話、歴史の話、科学技術の話、映画・本の話だったりに興味を示す人が多い気がした。
こういったあらゆる分野の話題に自分なりの意見を持って、気の利いたコメントが言えるような人のことを、教養がある人って言うのかなとも思った。


僕はそういう意味では教養がほとんどないに等しい人間だから、残りの学生生活では特に意識して、自分の話の引き出しを広げていけるようにしたい。
そのために、最近は日本経済新聞を1日1時間くらいは読もうとしている。(これも三日坊主に終わるかもしれないが…)
あと、最近できたばかりのニュース時事能力検定っていう検定試験も受けてみようかなぁ。


まあ他にも自分の弱点は色々感じたが、話の引き出しを広げること、かっこよく言えば幅広い教養を身に付けることを差し当たりの目標にして勉強していきたいと思った。